施工事例
延岡市 養魚飼育水槽 防食・防水改修工事
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工法・種類
ポリウレア吹付け工法(スワエール上水システム)
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使用材料
三井化学産資
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工事内容
日本水道協会規格適合品である JWWA K 143に適合した安全性の高いポリウレア樹脂を吹付けて、稚魚の成育にも安全で、ひび割れに強い水槽を実現しました。既存塗膜撤去にかなり手こずりましたが、ポリウレアの超速硬化の特徴を生かし、吹付け工程を3日間という超短期間で施し、工事期間内に納めることができました。
施工写真GALLERY
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1.施工前。経年劣化により、既存塗膜の膨れやチョーキングが発生していました。
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2.施工前。躯体への海水浸出及び経年劣化により、ひび割れ・鉄筋爆裂が発生していました。
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3.下地処理。既存ライニング層を電動工具・エンジン機器類を使用し剥ぎ取ります。この工程が凄く大変な作業であり重要になります。
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4.下地処理。既存ライニング層を電動工具・エンジン機器類を使用し剥ぎ取ります。既存塗膜下のコンクリート脆弱部までしっかり削りとります。
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5.素地調整兼プライマー処理。ポリウレア塗膜の密着性確保及び、ピンホール防止の為2回鏝で塗り付けました。
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6.ポリウレア吹付け。周囲に飛散しない様、ビニルシートで養生を行い吹付けていきます。
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7.ポリウレア吹付け。超速乾塗膜です。約30秒程度で歩けます。
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8.端末部処理。防食塗膜の剥がれ防止の為、端末部にシーリング処理を施します。端部処理も重要な工程です。全ての端部にシーリング処理を施します。
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9.施工完了。超強靭塗膜ポリウレアで爆裂部も綺麗になり、ひび割れに強い防水性・防食性の優れた安心・安全・清潔な水槽に仕上がりました。
7月~9月にかけての真夏での現場でした。既存塗膜のエポキシライニングがガッチリ引っ付いており、施工技術者皆さん汗だくになり頑張ってくれました。ポリウレア塗膜は約400%の伸び率があり抜群のひび割れ追従性があります。工場や各施設等のピットや防液提にも実績があります。